はじめてのカンテ、何から歌えばいい?——フラバン収録10曲という答え

こんにちは!

フラメンコギター池川です。

「フラメンコの歌(カンテ)をやってみたい。でも何から歌えばいいのか、そもそも情報がない」

バイレ教室はたくさんあるのに、カンテの入口は本当に見つけにくい。この記事は、カンテに興味を持った方への「最初の10曲」の提案です。

実は、ぼくの伴奏ガイドブック「フラバン!」は、カンテ入門にもそのまま使えるように作ってあります。

カンテは「主役」。だから伴奏書がそのまま歌の本になる

フラバン紙面より(SAMPLE)

フラメンコは歌が最初に生まれ、その歌に合わせて踊りが踊られ、伴奏としてギターが加わった——歌こそがフラメンコの根っこです。女性歌手はカンタオーラ、男性歌手はカンタオール。昨今は恨みつらみだけでなく、恋愛や何気ない日常も歌われています。

フラバンは伴奏の本なので、すべての曲が「歌ありき」で書かれています。各曲に歌詞(スペイン語)・訳詞(日本語)、進行表には読みガナつきで歌詞の入るタイミングまで書いてある。つまり、歌う人にとっては歌本そのものなんです。

セビジャーナスの「ミララカラ」、ガロティンの「トラン・トラン・トレイロ」——まずは声慣らし(カンテ・サリーダ)の一節から真似してみてください。

曲種選びは「1コンパスの長さ」で決める

フラバン紙面より(SAMPLE)

フラバンには曲種一覧表があり、各曲種の1コンパスの長さとキーが一目でわかります。はじめてのカンテなら、セビジャーナス(6拍)やタンゴス(8拍)など、コンパスの短い曲種から始めるのがおすすめ。ブレリアスやソレア(12拍)は、リズムに乗る練習を積んでからで大丈夫です。

全曲に模範演奏動画があるので、歌の節回しを耳から覚えられます。さらにギター音無しではなく「歌入りの模範演奏」で歌詞とメロディを確認→伴奏音源で自分が歌う、という練習がこの1冊+動画で完結します。

9月6日に四日市で開いた「はじめてのカンテセミナー」のように、VIVAフラではカンテの入口になるイベントも開催しています。歌ってみたい方、大歓迎です。

曲種ごとの特徴は、下の目次の曲別解説記事でどうぞ。あなたの声に合う曲種がきっと見つかります。

※記事内の紙面画像は「フラバン!〜ゼロからはじめるフラメンコ伴奏ガイドブック」(池川寿一 著)より。

この記事のテキスト『フラバン!』

「フラバン!〜ゼロからはじめるフラメンコ伴奏ガイドブック」(池川寿一 著)。譜面が読めなくても弾けるオリジナルの「かんたん伴奏進行表」で全10曲を収録。全曲に模範演奏&解説動画とギター音無し音源つきなので、買ったその日から踊り手・歌い手と合わせる練習ができます。

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生の踊り手・歌い手と、合わせてみませんか?

フラバンの巻末にも書いたのですが、伴奏が本当に身につくのは「実際に踊り手や歌い手と合わせたとき」。教習所の路上教習と同じです。VIVAフラでは、スーパー練習会・おさらい会・発表会など、ギター・バイレ・カンテが一緒に合わせられるイベントを全国で開いています。教室の生徒さんは、フラバンで覚えた曲をそのままイベントで現場デビューできます。

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ギター経験者の方は、無料の「90日 伴奏デビュー設計図」も参考にどうぞ。

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