こんにちは!
フラメンコギター池川です。
今日は元気が出ない。練習する気になれない。
そんな日が続くと、「このまま辞めてしまうのかな」と不安になること、ありますよね。
踊りを習っている人
池川今日は、メールマガジンでいただいたメッセージをきっかけに、元気が出ない日のフラメンコとの付き合い方をお話しします。
▼ 動画でも話しています
落ち込んだ日の練習について、ぼくの考えをお話ししています。再生しながら読んでも、先に見てからでも大丈夫です。記事はこの下に続きます。
フラメンコは、元気な日だけの音楽じゃない

先日、メールマガジンで質問を募集したところ、こんな内容のメッセージをいただきました。「落ち込んだときも、元気がないときも、このメールを読んで元気をもらっています。質問ではなくてすみません。どうしても伝えたくて」。
ぼくのほうこそ元気をもらいました。ありがとうございます。そして読みながら、このメッセージの中に質問が1つ隠れているなと思ったんです。落ち込んだとき、元気がないとき、フラメンコとどう向き合えばいいのか。
フラメンコには、明るくて楽しい曲もたくさんあります。でも根っこには、悲しみや痛みを伴う歌もたくさんあります。たとえばシギリージャ。たとえばギターなしで歌うマルティネーテ。つらい暮らしや別れや牢屋のことを歌ってきた歌です。
フラメンコは、しんどい気持ちを抱えた人が、それでも歌い踊ってきた音楽。だから落ち込んでいる日に、無理に離れなくていいんです。むしろ、そういう日こそそばに置いておける音楽です。
その日は「うまくなる日」をお休みにする

ただし、落ち込んでいる日に、いつも通りの練習をする必要はありません。元気のない日に難しい振付を通そうとすると、うまくいかなくて、もっと落ち込むことがあります。
だから、その日はうまくなる日をお休みにして、フラメンコに触れるだけの日にしてみませんか。
踊りを習っている人
池川触れるだけの日、3つの例

触れるだけといっても、次のようなことで十分です。
- 好きな曲を1曲だけ聞く
- パルマを1コンパスだけ叩いてみる
- 好きな踊り手さんの動画を1本だけ見る
どれも1分でできます。「ちゃんと練習できなかった」ではなく、「今日も触れた」と思ってください。
触れた日は、続いた日に数える

習い事が止まってしまうのは、うまくいかない日が続いたときよりも、「今日もできなかった」が重なって、自分を責めてしまったときのことが多いように思います。できない日があるのは、当たり前です。
細くてもいいので、長く。1分でも1曲でも、触れた日は続いた日に数えてください。もちろん、体も心も本当にしんどいときは、しっかり休んでください。つらい状態が長く続くときは、ひとりで抱えず、身近な人にも相談してみてくださいね。
ぼくは踊りの伴奏をしていて、たくさんの踊り手さんの踊りを間近で見てきました。うまいかどうかではなく、その人の気持ちが踊りから伝わってくる瞬間があります。楽しい日もしんどい日も続けてきた時間は、ちゃんと踊りに出ます。ぼくはそう感じています。落ち込んだ日もフラメンコをそばに置いてきた時間は、いつかあなたの踊りの味になります。
元気が出ない日のために
- □ 今日は「うまくなる日」をお休みにしてもいいと決めた
- □ 好きな曲を1曲、パルマを1コンパス、動画を1本のどれかに触れた
- □ 触れた日を、続いた日として数えた
- □ しんどさが続くときは、身近な人に話してみる
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