学校の芸術鑑賞会のジャンルの選び方|クラシック・ラテン・フラメンコの違いと決め方

こんにちは。フラメンコギターの池川寿一です。

株式会社ビバフラでは、学校の芸術鑑賞会や音楽鑑賞会に、クラシック・ラテン・フラメンコの演奏家をお連れする出張公演を行っています。

ホールの舞台でのフラメンコ公演
ホールの舞台でのフラメンコ公演の様子(実際の公演)
学校の先生学校の先生
来年度の芸術鑑賞会の担当になりました。クラシック、民族音楽、和楽器…いろいろあって、どのジャンルを選べばいいのか決め手がありません。子どもたちにとって何が一番いいんでしょうか。
池川池川
毎年、担当の先生が悩まれるところですよね。「何が一番いいか」ではなく「うちの学校のねらいに何が合うか」で決めると、迷いが減ります。ジャンルごとの違いと、決め方をお話しします。

芸術鑑賞会は、子どもたちが本物の芸術にふれる貴重な機会です。ところが、ジャンルが多いぶん、担当の先生は選ぶだけでひと苦労です。

この記事では、クラシック・ラテン・フラメンコの特徴を比べながら、学校のねらいに合うジャンルの選び方をまとめました。

この記事でわかること
・芸術鑑賞会のジャンルを決める3つの視点
・クラシック・ラテン・フラメンコの特徴と向いている学年
・体育館で公演するときの時間と編成の目安
・費用の目安と、来年度の予算に合わせた動き方

ジャンルを決める前に、「ねらい」を3つの視点で整理する

図解:ジャンルを決める3つの視点

ジャンルを先に選ぶと、あとで「うちの学校には合わなかった」となりがちです。まずは、次の3つを職員室で話してみてください。

1 ねらい:何を感じてほしい公演か

「本物の楽器の音を体験させたい」「世界の文化にふれさせたい」「体を動かして音楽を楽しませたい」。ねらいによって、合うジャンルは変わります。

2 対象:どの学年が、何人集まるか

全校児童が体育館に集まるのか、学年ごとに分けるのかで、編成や公演時間が変わります。低学年は参加型、高学年はじっくり聞く形が合うことが多いです。

3 条件:会場・時間・予算

体育館の広さ、公演に使える時間(1コマ45分が多い)、予算の上限です。ここが決まっていると、演奏家側からの提案もぐっと具体的になります。

クラシック・ラテン・フラメンコ、ジャンル別の特徴

図解:ジャンル別の特徴

ビバフラでお受けしているジャンルを、学校の鑑賞会という目で比べてみます。ほかのジャンルの団体と比べて検討していただいても、もちろん大丈夫です。

クラシック(ヴァイオリン・ピアノ・弦楽)

楽器そのものの美しい音を、じっくり味わえます。教科書にのっている曲や、映画やアニメで聞いたことのある曲を入れると、子どもたちが身近に感じられます。「聞く姿勢」を学ぶ機会にもなる、定番のジャンルです。

ラテン(パーカッション・ギター・歌)

リズムが主役の音楽で、手拍子や体を動かす参加型の公演をつくりやすいジャンルです。中南米の音楽にふれることで、国や文化の違いに目を向けるきっかけにもなります。

フラメンコ(ギター・踊り・手拍子・歌)

スペインの民族芸能で、ギターの音、足を踏み鳴らす音、手拍子が一体になる舞台です。目の前で踊りを見られる迫力があり、その後に体験の時間を入れる公演も組めます。国際理解の学習とつなげやすいジャンルです。

こんなふうに選ぶことが多いです

  • 静かに聞く経験をさせたい:クラシック
  • 参加して楽しませたい:ラテン
  • 世界の文化・迫力のある舞台を見せたい:フラメンコ
  • 両方ほしい:クラシックとラテンを組み合わせた構成もご提案します

学年と時間から決める、公演の組み立て方

図解:学年別の公演の組み立て方

同じ演奏家でも、学年によって組み立てが変わります。ここでは目安をご紹介します。

対象 組み立ての目安
低学年(1〜2年) 参加型。手拍子・楽器あてクイズを中心に、30〜40分
中学年(3〜4年) 楽器や踊りの紹介+体験コーナーを入れて、45分
高学年(5〜6年) じっくり聞く曲を増やし、演奏家のお話も交えて、45分
中学生 ジャンルの背景や歴史にふれる構成。質疑の時間も入れて、45〜50分

体育館で公演するときの目安

  • 舞台がない場合は、床の上に演奏スペースをつくります(約3〜5メートル四方が目安)
  • 音響機材は、体育館の広さに合わせて必要な分だけお持ちします
  • フラメンコの踊りがある場合は、足音のひびく床かどうか事前に確認します

「全校で1回」か「学年ごとに2〜3回」かでも、準備や費用が変わります。まずは希望を教えていただければ、いちばん合う形をご提案します。

費用の目安と、来年度の予算に合わせた動き方

図解:ご予算別にできること

ビバフラの出張演奏は、ご予算に合わせて内容を組み立てます。目安は次のとおりです(税別・都内の交通費込み)。内容を伺って、無料でお見積りします。

  • 5万円台から:ソロ演奏(ギターやヴァイオリンなど)。迎賓・歓談のBGM、小さなお楽しみ会に
  • 10万円台:2〜3名のアンサンブル。楽器しょうかいや手拍子のあるミニコンサートに
  • 20万円前後:5名前後+歌・踊りのフラメンコステージ。芸術鑑賞会や周年パーティーのメインに

都外の場合は交通費・宿泊費を実費でご案内します。

予算の出どころは学校ごとに違います

芸術鑑賞会の費用は、学校の予算、PTA会費、保護者からの協力金など、学校によって出どころが違います。来年度の予算が決まる時期は、演奏家に相談する絶好のタイミングです。

「上限○万円まで」と先に教えていただければ、その中でいちばん合う編成と内容をご提案します。見積書・請求書は、学校の会計のきまりに合わせてお出しします。

なお、文化庁や自治体が、学校に芸術家を派遣する事業を行っていることもあります。市区町村の教育委員会や文化振興の窓口にも、一度確かめてみるのもおすすめです。

ご相談から当日までの流れと、学校で準備すること

図解:相談から当日まで

1 まずは相談(2営業日以内にお返事)

フォームから、開催希望の時期・会場・対象学年と人数・ご予算の目安を送ってください。決まっていないことは「未定」で大丈夫です。

2 ご提案とお見積り

ジャンル・編成・内容の案と、内訳つきのお見積りをお送りします。職員会議や委員会で検討する資料としてお使いください。

3 事前の確認

体育館の広さ、電源の位置、搬入の経路、当日の時間割を確認します。必要なら下見にも伺います。

4 当日

開始の60分前を目安に会場に入り、準備と音の確認をします。終了後は片付けて、そのまま失礼します。

5 お支払い

公演のあとに請求書をお送りします。見積書・請求書・領収書はすべて株式会社ビバフラが発行します。

ご相談の前に分かっているとスムーズなこと

  • □ 開催希望の時期と、公演に使える時間
  • □ 対象の学年と人数(全校か、学年ごとか)
  • □ 会場(体育館・音楽室・ホールなど)と、だいたいの広さ
  • □ 舞台があるか、床の材質
  • □ 電源の場所、搬入の経路、車を停める場所
  • □ 学習とつなげたいテーマがあれば(国際理解・音楽など)
  • □ 予算の目安と、誰の予算から出すか

よくある質問

図解:よくある質問

1コマ45分に収まりますか?

収まります。入退場や準備の時間を含めて、時間割に合わせて組み立てます。

小さな学校でも来てもらえますか?

全校児童が少ない学校や、学年単位の公演にも伺います。人数に合わせて編成をご提案します。

来年度の予算がまだ決まっていなくても相談できますか?

できます。概算のお見積りをお出しできますので、予算を決めるための資料としてお使いください。

東京都外でも来てもらえますか?

全国に伺います。都外の場合は交通費・宿泊費を実費でお見積りに入れてご案内します。

子どもたちが目の前の本物の音に驚いて、夢中になる。その経験は、きっと何年たっても心に残ります。

「うちの学校ならどのジャンルが合うかな?」と思ったら、まだ何も決まっていない段階で大丈夫です。お気軽にご相談ください。

校内の検討にそのまま使える資料(PDF・2ページ)

企画書(ねらい・内容・時間・会場・ご予算の目安)と、公演の前後に使える事前学習ワークシートです。登録不要でダウンロード・印刷できます。

学校向け企画書とワークシートを開く

出張演奏・演奏家派遣|株式会社ビバフラ

芸術鑑賞会の演奏、来年度の予算が決まる前にご相談を

開催希望の時期・会場・対象学年と人数・ご予算の目安を送っていただければ、ジャンルと編成の案、内訳つきのお見積りをお返しします。決まっていないことは「未定」で大丈夫です。

ホールの舞台でのフラメンコ公演

  • 相談・概算は無料。2営業日以内にお返事します
  • ご予算5万円台からご相談いただけます(税別)。お見積りは無料です
  • 見積書・請求書は株式会社ビバフラが一括で発行

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