こんにちは、池川です。
以前、こちらでフラメンコ伴奏には需要(ニーズ)があるということをお話しました。
そうは言っても「難しいんじゃない?」と思われるかもしれません。
が、そうでもないんです、。
フラメンコ伴奏が意外に簡単な理由!?
その理由はズバリ、
「使う技術は意外に限られているから」
です。
??
どういう意味??
はい、説明しますね。
先日、スペイン留学から帰ってきたギター生徒と話していた時のこと。
「やっぱりラスゲアードが大事だと思いました」
「うまいギタリストってラスゲアードがすごいんですよね」
「これだけで伴奏できますしね」
とのこと。
まさにそうだと思いました。
ちなみにラスゲアードとは「かき鳴らし」奏法のことで、ギターを指と爪を使って「ジャララ〜〜ン」と力強くかき鳴らす、いかにもフラメンコと感じさせる技の一つです。
フラメンコギターには数多くの奏法がありますが、どれか一つを挙げるとしたら
やはり「ラスゲアード」でしょう。
極端な話、ラスゲアードだけで伴奏することもできます。
逆に、アルペジオだったりピカードが必要な部分はイントロやファルセータぐらいで、伴奏に置いての優先順位はそれほど高くありません。
そうは言っても、このラスゲアード。
めちゃくちゃ奥が深いです。
タッチ、スピード、力のかけ具合、使い所など、テクニックとセンスが問われます。
軽く弾いてもかっこいいラスゲアード。
シンプルだけど奥が深いフラメンコ伴奏。
うーん、最高ですね。
ちなみにラスゲアードのコツは力を入れるのではなく、「力を抜いた瞬間」です。
まるで弓を射るようなイメージで、脱力した瞬間こそが、歯切れのいい音を生むことができます。
参考にしてみてくださいね♪
ではまたー!