こんにちは!フラメンコギター池川です。
いま、新しい教材『フラメンコのレトラ(歌詞)がわかる本 ―名唱で聴く、歌のしくみ』を作っています。
このページは、その制作日誌です。本の中のページや解説動画の画面を、少しずつお見せしていきます。新しいものは、いちばん下に足していきます。
その1 いま、こんな本を作っています

「歌を聴いて」
レッスンでよく言われる言葉ですが、じゃあ何を聴けばいいのか、というところは、意外と誰も教えてくれなかったりします。
そこで、フラメンコのレトラ(歌詞)を、はじめての人でも読み解ける本にしようと、毎日コツコツ作業しています。
踊る人、弾く人、聴く人。みんなに役立つ1冊にします。
その2 説明文をやめて、質問に答える形にしました

最初は説明文をずらっと並べていたのですが、読み返してみると、ぜんぜん頭に入ってきませんでした。
そこで全部書き直して、「聞きたくても聞けない質問」に、ひとつずつ答えていく形にしました。
質問は全部で13問。書き直しは大変でしたが、こちらのほうがずっと読みやすくなりました。
その3 「いまどこを歌っている?」を、名唱で確かめる

歌詞カードを見ながら聴いているのに、いまどこを歌っているのか分からなくなる。フラメンコではよくあることです。
理由はかんたんで、歌い手は歌詞を上から順には歌わないからです。同じ行をくり返したり、順番を入れかえたり、2行をひと息で歌ったりします。
この本では、スペインの名唱を例に、「何分何秒で、どの行を歌っているか」を1つずつ書き出しています。いちばん時間がかかる作業ですが、ここがこの本の心臓部です。
その4 曲種のページ(歌詞・カタカナ・訳詞)

こちらはセビジャーナスのページです。スペイン語の歌詞と、カタカナと、訳詞を並べました。
カタカナの(ス)は、アンダルシアのなまりで消えやすい音です。カタカナを見ながら聴いても、その通りに聞こえないのは、こういう理由があります。
18の曲種ぶん、1つずつ確かめながら書いています。
その5 解説動画は49本。声に出す練習つき

本だけでは、発音は伝わりません。そこで、解説動画をつけることにしました。その数、49本です。
歌詞を1行ずつ、教科書どおりの発音と、アンダルシアのなまりで聴きくらべます。最後には「あとについて、声に出してみましょう」という練習の時間もあります。
聴くだけでなく、自分でも口ずさめるところまで。そこまでお連れできる教材にしたいと思っています。
その6 カンテがはじめてでも、歌えるようになる5つの段階

「カンテがはじめてでも、歌えるようになりますか?」
なります。ただし、いきなり名人のように歌おうとしないことです。
まず意味を知る。ゆっくり声に出して読む。ひと息ぶんずつ、まねる。模範と一緒に歌う。そして、ひとりで歌う。この5つの段階を、順番にのぼっていけば大丈夫です。
自分で口ずさめる歌は、聴き取るのもずっと楽になります。このページを書き足しました。
その7 目次ができました

目次ができあがりました。
第1章 カンテのしくみ(9つの質問)
第2章 名唱と、踊りの現場の歌(4つの質問)
第3章 曲種別のレトラ(18曲種)
最初は「歌詞をまとめた薄い冊子」のつもりだったのですが、作っているうちに書きたいことが増えて、気がつけば151ページになりました。いま、最後の見直しをしています。
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制作の様子は、ぼくのFacebookでも毎日少しずつ載せています。
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