フラメンコギタリスト池川寿一と申します。
ギターを弾いたり、教材を作ったりしてフラメンコ音楽の魅力を届けるためにあれこれやってます。
さて。
来月出版する新著
「フラバン!〜はじめてのフラメンコ伴奏ガイドブック」へのご質問をいただきました。
同様に思われている方もいらっしゃると思いますので、ここでシェアしますね。
質問
4冊目の新著の質問なのですが、中身は、「フラメンコギターで弾く かんたん弾き語りBOOK」と同じ内容なのでしょうか?
Youtubeでも観れて、伴奏出来るたぐいは同じ中身かと思いましたので、質問させていただきました。
ご回答、お願いいたします。
池川の回答
ご質問頂きありがとうございます。
たしかにこれまでたくさんの教材を出しているので、「どこが違うの?」「前と同じなのでは?」と思われている方も多いと思います^^;
結論から言うと、中身は全く違います。
楽譜やタブ譜を使わずになるべく分かりやすい表記で伴奏を伝えたいという想いから、どちらも「かんたんver&カッコいいverの2種類を収録」や、オリジナルの「かんたん伴奏進行表」を使っている、という点では同じですが、、
大きく違うのは「フラメンコギター で弾くかんたん弾き語りBOOK」の方は、歌がメインとなっている点です。
つまり、
①カンテ・サリーダ
②歌振り
③後半の歌(4拍子系はタンゴス、12拍子系はブレリアス)
これらの歌のみしか収録されていません。
「フラバン!〜ゼロからはじめるフラメンコ伴奏ガイドブック」の方は、歌に加え、
エスコビージャ(足技の場面)やファルセータ(ギターのメロディがメインの場面)などもあり、フラメンコの舞台で踊られるような一般的な曲種の構成をまるごと1曲収録しているのが大きく異なります。
例)
①カンテ・サリーダ
②エスコビージャ1
③歌振り
④ファルセータ
⑤エスコビージャ2
⑥後半の歌(4拍子系はタンゴス、12拍子系はブレリアス)
⑦ハケ歌
さらに「フラバン!」の方は、
・プロの踊り手、歌い手を招いての模範演奏(かんたん弾き語りbookはぼくが弾き語り)・有名曲(コーヒールンバ、ボラーレ)もカバー
・ギターの音を抜いた「マイナスワン」音源で学べる
といった特徴があります。
「かんたん弾き語りbook」が伴奏のお試し版としたら、「フラバン!」はより広く、より深く伴奏が楽しめる本となっています。
ご参考ください。よろしくお願いします。
(ここまで)
同じように思われている方の参考になれば嬉しいです(*^^*)
ではー!
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