こんにちは、池川です。
先日、フラメンコギタリスト養成塾のメンバーを引き連れて、フラメンコ教室のクラス伴奏に行ってきました。
プロとしての駆け出しの頃から「とにかく経験を積みたい!」「知ってもらってナンボだ!」と思い、お金をもらわずにひたすら伴奏しまくっていました。
お腹が空いたら寒い公園で家から持ってきたおにぎりを食べ、次の教室へ向かう、、
そんな日々をしばらく過ごしていたのも今ではいい思い出です。
(遠い目)
それが今では有り難いことに全国各地で仕事をいただけるようになりました。
ちなみに来月は新潟に行ってきます。
継続は力なり、、ですね。
クラス伴奏はこんな感じでした
初めは踊りの生徒さんのウォーミングアップでBGM演奏。
このときはグアヒーラを弾きました。
準備運動が終わるといよいよレッスンスタート。
まずはアレグリアスのエスコビージャ部分から始まりました。
タパオ(ミュート奏法)でのエスコビージャを生徒の皆さん練習していたのでそれに合わせながら何度も伴奏。
それが終わったらアレグリアスを1曲通し。
カンテ・サリーダ、歌振り1&2、ファルセータ、シレンシオ、カスティジャーノ、エスコビージャ、最後はブレリアス・デ・カディスという構成でした。
続いてはソレア・ポル・ブレリアス。
後半が「ハレオ」のリズムに行くというカッコいい構成です。
少し休憩を挟んでセビジャーナス。
せっかくなので養成塾でやる曲、ミララカラ、パサ・ラ・ビーダ、ビバ・セビージャを全部やりました。
そしてティエント1曲通し。
以上で2時間でした。
受講生たちの感想
次から次へと曲が入れ替わるので、ギター受講生たちはヒーヒー言いながら伴奏しておりました(笑)
スタジオを出て、帰り道。
みんなに感想を聞くと、
「家で一人でギターを弾くのとは全然違った雰囲気でした」
「めちゃくちゃ緊張して頭が真っ白になりました」
「でも今後の励みになりました」
とのことでした。
フラメンコギタリストはいろいろな曲種を瞬時に伴奏できる必要があるのに加え、踊り手や教室によって構成が異なります。
こればかりはとにかく場数が大事。
そう思って、クラス伴奏へ一緒に行きました。
これからフラメンコギターを弾く人は、まずは曲種名を覚えて、
名前を見ただけで
・どんなリズム(3拍子?4拍子?12拍子?)
・どんな曲調(明るいとか暗いとか)
などが分かるようになることをオススメしまーす(*^^*)
ぜひ取り組んでみて、踊りと合わせてみてくださいー!
ではー!
PS.
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最後までお読み頂きありがとうございました。
池川寿一
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