クラシックの和声が分かる方なら、フラメンコの「Am・G・F・E」は、もう半分読めています。

Am・G・F・E は、和声でいうと何ですか?
E(ミ)を中心にしたフリジアンの下降、と説明されることが多い進行です。「アンダルシア終止」と呼ばれています。
Am→G→F→E
クラシックの「フリジアン終止」と同じですか?
仲間ですが、役割は違うと言われています。
| フリジアン終止(クラシック) | アンダルシア終止(フラメンコ) | |
|---|---|---|
| 使う場所 | フレーズや楽章の終わり | 曲の土台として、くり返す |
| 低音の動き | 短調で、ⅳ6からⅤへ半音で下がる | 末尾の F→E が、同じ半音の下降 |
| 着地 | Ⅴ(次へ続く) | E(ここが「帰る場所」) |
最後のEは、なぜ長三和音なのですか?
Eの3度は G♯(長3度)です。メロディの G♯ と、伴奏の G♮ がぶつかる響きが、フラメンコらしさと説明されます。
ジャズの方は、これを V7(♭9) に近い響きとして聴くと言われています。
実際に、どんな音ですか?
譜面が読める人は、有利ですか?
ぼくは、有利だと思います。教科書には、キーごとのコード一覧も載せています。耳と合わせると、理解が早いかと思います。
次の一歩は?
※この記事は、『フラメンコ・ギターの教科書』(池川寿一)の内容をもとにした、VIVAフラの記事です。「〜と言われています」とある所は、資料や流派によって説明が分かれる部分です。
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