こんにちは、池川です。
フラメンコギターのコピー(耳コピ)の仕方について質問をいただきました。
この記事の目次
質問:耳コピの方法って?
3ヶ月でフラメンコ伴奏デビューを目指す週末ギタリスト養成塾。
今日はネットを使ってのオンラインレッスンでした。
レッスン中にこんな質問をいただきました。
「コピーしたい動画があるのですが、いくらやってもうまくできません。
「どうやってコピーしたらいいでしょうか?」
とのこと。
早速教えてもらった動画を見て、すぐさまコピー開始。
1分ほどでご希望のフレーズの模範と解説動画を撮ることができました。
どうやって耳コピするの?
ぼくなりのフラメンコギターのコピー方法をお伝えしますね。
1.曲種を把握する
2.カポタストの位置を把握する
3.その曲種で使われるコードから予測してコピーする
です。
一つずつ解説しますね。
1.曲種を把握する
フラメンコには「リズム」「曲調(キー)」「速度」などで分類される曲種と呼ばれる形式があります。
今回教えてもらった曲種はガロティンだったので、事前に把握していました。
2.カポタストの位置を把握する
フラメンコ伴奏の場合、ギターには大抵カポタストが付けられています。
カポタストとはギターの音程を変える器具のことで、これがあるおかげで歌い手が歌いやすい高さに合わせることができます。
単音のフレーズでは分かりづらいのですが、どこかのタイミングで必ず基本コンパス(リズム・パターン)を弾く瞬間があるので、そこを捉えてカポタストの位置を探ります(動画では4カポでした)。
3.その曲種で使われるコードから予測してコピーする
曲種がわかって、カポタストのつける位置が分かったら、次はいよいよコピーです。
実はガロティンと分かった時点で、出てくるだろうコードがほぼ予測できます。
キホンは「Gメジャー」のキーなので、難しい言葉で言うとダイアトニック・コード(CとかDとかAmとかBmとかEmとか)は出てくる可能性がありますし、さらに過去の経験上、それ以外のコード(B7とかE7とかF#7とか)が出てくる可能性もあります。
これらはコピーする前からある程度予測しています。
んで、実際に映像を見てみると、「G→Bm→Am→D7→G」というコードを使ったトレモロのフレーズでした。
コードが分かれば、次はメロディをコピーして完成です。
どうやってコピー能力を高めるの?
かなりざっくりと解説しましたが、コピー能力を高めるためには、1にも2にも経験です。
コピー能力が高くなると、自分が見たり聞いたりしたフレーズ(メロディやリズムも)を瞬間的に弾けるようになります。
「そんなこと可能なの!?」と思われるかもしれませんが、訓練次第で可能です。
詳しくはこちらに書きました。
ぜひ参考にしてみてくださいね(*^^*)
日本で数少ないフラメンコ伴奏ギタリストを増やしていきまーす。
PS.
3ヶ月でフラメンコ伴奏デビューを目指すのが週末ギタリスト養成塾です。
オンラインと教材を使って全国対応で、現在北海道から九州まで全国のギター練習生にレッスンを届けています。
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ではー!