こんにちは!
フラメンコギター池川です。
踊りの先生や生徒さんが、普段の発表会をすべてCDで行っている。生のギターや歌と合わせる機会は、なかなかない。
宮古島でのライブで、そんな現実をあらためて耳にしました。
地方で踊る人
池川今日は、宮古島でのライブのあとに撮った動画をもとに、なぜ各地に伴奏ギタリストを増やしたいのか、そして近くに伴奏者がいなくても始められることをお話しします。
▼ 動画でも話しています
宮古島の海辺から、ライブのあとの気持ちをお話ししています。再生しながら読んでも、先に見てからでも大丈夫です。記事はこの下に続きます。
宮古島でのフラメンコライブ

この動画は、宮古島でのライブの翌日に撮影しました。東京のフラメンコ仲間が誘ってくれて、宮古島にいる友人と一緒に開いた、1夜限りのコラボライブです。今年で2回目の開催で、ぼくを呼んでくれました。昔からの知り合いの宮古島の踊り手さんにも声をかけて、一緒にステージに立ちました。
宮古島の皆さんは、とてもノリがよくて、すごく喜んでくださった夜でした。
「生のギターや歌と踊るのは10年ぶり」

ライブのあと、島の踊り手さんがこんな話をしてくれました。生のギターや歌と合わせるのは、約10年ぶりだというのです。
考えてみれば、生のギターや歌と合わせる機会は、そう多くありません。沖縄本島に行っても、ぼくの知る限りではなかなかいません。東京にはいるかもしれないけれど、わざわざ呼ぶとなると、本番だけならまだしも、リハーサルまで含めて考えるとなかなか厳しい。だから発表会はCDで行っていて、フラメンコの曲だけでなく、ポップスや歌謡曲も振付けて披露している、という話でした。それも地元の皆さんに喜ばれる、ひとつの形なのだと思います。
地方で踊る人全然違います。だからこそ、ぼくはこの一言を聞いて、あらためて思いました。
全国各地に、伴奏ギタリストを増やしたい

ぼくの目標のひとつは、全都道府県にフラメンコ伴奏ギタリストを増やすことです。北は北海道から、南は今回の沖縄まで来ましたが、どこも事情は似ています。昔に比べれば増えたかもしれませんが、場所によっては、まだ増えていないところもあります。
ぼくも各地のギタリストの卵たちを、少しずつ育てようとしていますが、フラメンコの伴奏ができるようになるには、時間がかかります。歌い手さんや踊り手さんによって、構成も歌の中身も全然違うので、あとは場数を踏んで経験を重ねるしかありません。1年よりも2年、2年よりも3年と、長いスパンで取り組んでほしいと思っています。
伴奏は一朝一夕では身につきません。だからこそ、早く始めて、長く続けられる環境を各地につくりたいんです。
近くに伴奏者がいなくても、できること

地元にも、ギターを弾いている人はきっといるはずです。エレキギターでもクラシックギターでも構いません。そういう愛好家の方と、まずはセビジャーナスだけでも、ファンダンゴだけでも、4拍子のリズムの曲でも、合わせてみてほしいんです。12拍子の曲は一気に難しくなるので、まずは3拍子系・4拍子系からがおすすめです。
踊りの先生が教えている構成が長い場合は、ぼくが教材で作っているような、短くコンパクトな構成で一曲踊ってみるのもひとつの手です。振付は自由で、構成の長さだけをそろえてもらえれば、理論上、生のギターと合わせて踊れると考えています。
生の演奏と合わせるための一歩
- □ 地元でギターを弾いている人を、1人探してみた
- □ 3拍子系か4拍子系の曲を1つ選んだ
- □ 短い構成を決めて、紙に書き出した
- □ 先生や仲間に「生で合わせてみたい」と話した
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