こんにちは!
フラメンコギター池川です。
アレグリアスの踊りの伴奏。ファルセータは練習したし、歌の伴奏も少しずつ覚えてきた。
でも、いざ1曲を通そうとすると、「いま、どこにいるんだっけ?」となってしまう。
ギターを学ぶ人
池川今日は、発表会に向けたレッスンをもとに、アレグリアスの踊りの伴奏の流れと、多くの人が迷うエスコビージャの始まり方をお話しします。
▼ 動画でも話しています
イントロから締めまで、実際に弾きながら1曲の流れを確かめています。再生しながら読んでも、先に見てからでも大丈夫です。記事はこの下に続きます。
アレグリアス1曲の流れ

踊りのアレグリアスは、だいたい次のような流れで進みます(振付によって変わります)。
- イントロ(ギターから始まる)
- 歌とファルセータ(1番の歌、2番の歌…)
- シレンシオ(静かでゆったりした部分)
- エスコビージャ(足を聴かせる部分)からブレリアへ
- 締め
この順番を頭に入れておくだけで、「いまどこ?」と迷う回数がぐっと減ります。
歌の伴奏では、1番より2番の歌のほうを力強く弾く、といった弾き方の違いもあります。ファルセータとシレンシオは、それだけで1時間かかってしまうくらい内容があるので、別に動画を見ながら覚えるのがおすすめです。
エスコビージャの2つの始まり方

エスコビージャの始まり方には、いくつかパターンがあります。大きく分けると2つです。
ゆっくり始まる型
ゆっくりのテンポで始まって、だんだん速くなっていく型です。最初の何拍かは、踊り手さんが足で出して、ギターはそこから入る、ということもあります。
いきなり速く始まる型
ゆっくりの部分がなく、最初から速いテンポで始まる型です。
「ゆっくりから始まったら、速い所につながることが多い」「ゆっくりがなければ、いきなり速い」(振付によって違います)。この2つの型を知っておくと、踊り手さんの出方を見て落ち着いて入れます。
速くなったあとは、最終的にブレリアのリズムになって、ジャマーダで締めに向かいます。
まずは「土台」を1つ持つ

アレグリアスの歌、とくに2番目の歌などは、歌い手さんによっていろいろな歌が歌われます。全部を覚えようとすると、きりがありません。
だから最初は、1つの流れを「土台」として覚えるのがいいと思います。実際の踊り手さんがいないと、長さや歌が変わることもありますが、土台が1つあれば、そこから違いに気づけるようになります。
ギターを学ぶ人それで十分です。要所要所、とくに始まりと終わりがしっかりしていれば、中身はこれから詰めていけばいいんです。
全部弾けなくても「入れる所から入る」

発表会などで1曲まるごと弾くのが難しいときは、無理をしなくて大丈夫です。事前に先生や共演者と相談して、分担を決めておくのが前提です。
- ファルセータが難しければ、そこはほかのギタリストに任せる
- シレンシオが難しければ、その間はパルマで参加する
- それ以外の、入れそうな所はなるべく入る
全部できるまで待つより、入れる所から現場に入っていくほうが、ずっと早く伴奏が身につきます。
アレグリアスの伴奏チェック
- □ 1曲の流れ(イントロ→歌→シレンシオ→エスコビージャ→締め)を言える
- □ エスコビージャの2つの始まり方を知っている
- □ 土台にする歌の流れを1つ決めた
- □ 自分が「入る所」と「パルマで参加する所」を決めた
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