こんにちは、池川です。
メルマガ読者からこんな質問をいただきました。
この記事の目次
読者からのご質問
メルマガ読者から頂いた質問はこちらです。
「何をもって”フラメンコギタリスト”と言えるようになれるのでしょうか?」
…なるほど!
確かに“フラメンコギタリスト”という言葉がいまいちイメージが湧きにくいんだなぁと思いました(^^;)
いろいろな定義があると思いますし、資格がない世界ですので「自分はフラメンコギタリストです」と名乗ればそれまでのことなのですが、それを踏まえた上で、ぼくなりにお答えすると、、。
池川の回答
フラメンコギタリストと言えるかどうかは「伴奏できるかどうか?」だと思います。
ラスゲアードだったりアバニコだったり、フラメンコ特有の奏法が出来ても、フラメンコ伴奏ができないのであれば、ぼくの中では「スパニッシュ・ギタリスト」という位置づけです。
ざっくりと、
伴奏できる→フラメンコ・ギタリスト
伴奏できない→スパニッシュ・ギタリスト
こんな感じですね。
楽曲でも分かれる
別の視点で考えてみると、ギタリストとしてではなく、楽曲としても「フラメンコな曲」と「スパニッシュな曲」で分けることができると思います。
例えば、フラメンコギターの神様と言われたパコ・デ・ルシア。
言わずもがな偉大なフラメンコギタリストですが、パコの楽曲の中にも「伴奏性のある楽曲」と「伴奏性のない楽曲」とで大別できます。
伴奏性のある楽曲(レマーテがあってフレーズが伸び縮みするとか、踊りが入るとか)
→フラメンコな曲
伴奏性のない楽曲(ポップスっぽい曲、アドリブ要素はあっても基本は楽譜通り)
→スパニッシュな曲
といった感じです。
「フラメンコ寄りな楽曲」
「スパニッシュ寄りな楽曲」
があるように、
「フラメンコ・ギタリスト」
「スパニッシュ・ギタリスト」
と分けられる。
「フラメンコ・ギタリスト」は伴奏もソロも両方できるけど、「スパニッシュ・ギタリスト」はソロ(またはアンサンブル)のみ。
という感じかと思います。
伴奏ができるようになると…
以上、ざっくりと「何をもって”フラメンコギタリスト”と言えるようになれるのでしょうか?」に対するぼくなりの回答でした。
伴奏ができるようになると、“表現の幅”が広がると同時に、その分“仕事の幅”が劇的に広がります。
参考になれば嬉しいです^^
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ではー!
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