こんにちは！フラメンコギター池川です。
毎日投稿のオンラインコミュニティ「フラメンコの学校」をやっています。
「どんな内容なのかよく分からない」「あやしい！」という方もいると思うので、１週間に一度、１つの記事をピックアップしてお届けしています。
今週は日本語フラメンコの可能性についてディスカッションしたり、製作中の教材の映像が完成したり、誕生日直前！ということで、目標設定について語ったりと盛りだくさんの内容でした。
こちらからどうぞ！
この記事の目次
1週間ダイジェストまとめ(5/31〜6/5)
5/31(月)フラメンコでの出会いを大事にしよう！、フラメンコ実況解説の新しい試みなど
6/1(火)ㅤ日本語フラメンコを広めたい！
6/2(水)ㅤギター練習生との自主練日記＃３ by Maki
6/3(木) 日本語フラメンコをどうやって広めていったらいいか？」
6/4(金)「打てルン×エスコビージャ教材」の映像完成！
6/5(土)誕生日に”やらなきゃマズイ！”を目標設定にする
ピックアップ記事「日本語フラメンコを広めたい！」
今日は「日本語フラメンコを広めたい！」というテーマでお話したいと思います。
先日共演したモエコさんは北九州のフラメンコ教室の踊りの先生でもあり歌の先生でもあります。
詳しくはこちらの動画を見ていただきたいのですが、ひょんなきっかけから日本語でフラメンコを歌うことを決意しCDまで作りました。
ぼくも彼女をCDを買って応援していたものの、当時、CDを聴いただけでは「うん、面白いかも」ぐらいの感想でした。
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が、実際共演してみたところ、まるで違う感覚になりました。
ここが凄い１
「歌詞はオリジナルの日本語だけどフラメンコ伝統的なメロディなので思ったより違和感がない」
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過去にも日本語でフラメンコを歌っているアーティストはありましたが、どれも「メロディも歌詞もオリジナルで、歌い方がフラメンコ」というものでした。
（それ以外もあったらすみません）
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が、モエコさんの場合は「メロディはフラメンコ伝統で、歌詞はオリジナルの日本語」なので、伴奏していても違和感がないんです（コード進行もそのまんま）
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フラメンコを踏襲しつつ、日本語にするだけでフラメンコの人も踊りやすい（弾きやすい）って凄いなぁと思いました。
ここが凄い２
「日本語だから観客にも分かるし伝わる！親しみやすい」
やっぱり日本語の威力って凄い！詳しくは動画を見ていただきたいのですが、パッと聴いても分かりやすいですよね。
もちろん「フラメンコなんだからスペイン語がいい！」というのもあると思いますが、フラメンコを全く知らない人に、日本語で聴いてもらってから興味を持ってもらうのってとても大事なことだなぁと改めて思いました。
ここが凄い３
「主催者がこの日本語フラメンコを歌いたい！と思って北九州からモエコちゃんを呼んだ」
今回、神奈川県相模原市藤野という自然豊かな場所でのライブだったのですが、主催者はネットでモエコさんのことを知り、今回北九州から呼んだとのこと！
多分同じように持っているフラメンコ愛好家の方もいるんじゃないかなと思っているので、各地で日本語フラメンコを歌うライブが増えればいいなと思いました。
多分同じように持っているフラメンコ愛好家の方もいるんじゃないかなと思っているので、各地で日本語フラメンコを歌うライブが増えればいいなと思いました。
彼女は北九州での教室運営の他、今アーティスト活動を中心に日本語フラメンコライブを行っているようなのですが、ぼくとしては、
・教材を作る
・各地で練習会を開催する仕組みを作る
などすればもっと広まるんじゃないかなぁーと思って、モエコさんに今度話をしてみようと思っています。
・・・
ちょうど「にしたんクリニック」のCMで一部のフラメンコ愛好家がザワついたように、
「本場のスペイン人がやるようなフラメンコが正しい」
「それ以外は間違ってる（むしろ悪だ）」
という風潮を持ち続けてる限り、業界に未来はないと思っていて、、、。
本当にフラメンコのことが好きなのであれば、「どうやって入口を作ってあげるか？」を考えるほうが大事だし、正解は誰にもわからないはずなのに「正しいフラメンコ」を追い求めるだけでいいのか？
きっと批判もすべて考えた上で行動しているモエコさんの活動は本当に素晴らしいと思うし全力で応援したいと思いました。
日本語フラメンコについてどのように思われますか？
ぜひ皆さんのご意見も伺いたいです。
ではー！
PS.
フラメンコの学校ではこんな内容の記事を毎日投稿しています。他にも製作中の動画や教材の途中進行をリアルタイムにお届けしていますので、動画や教材の作り方に興味ある方も大歓迎です。
その他の記事はこちらから
5/31(月)フラメンコでの出会いを大事にしよう！、フラメンコ実況解説の新しい試みなど
6/2(水)ㅤギター練習生との自主練日記＃３ by Maki
