「タカタカ」が聞こえると演奏が変わる!フラメンコギターの「音の粒」を育てる練習法

こんにちは!

フラメンコギター池川です。

「タカタカタカタカ」——これ、ぼくがレッスンでよく言う言葉です。

擬音語だけで教えようとする先生、それがぼくです(笑)。

でも、この「タカタカ」がちゃんと聞こえているかどうかで、演奏の印象がまるで変わるんです。

この記事の目次

「音の粒」ってなに?

フラメンコギターの音の粒

フラメンコギターにはラスゲアードという奏法があります。指を連続で弾くあの「ジャーン」ってやつですね。

あれ、ぱっと聞くと一つの大きな音に聞こえますが、実は一粒一粒の音がきちんとあるんです。

「タカタカタカタカ」っていう一粒一粒。

この粒が揃って聞こえるのが「音の粒がある」状態。

粒が揃わず「チュルッ」とか「ザーッ」ってなるのが「音の粒がない」状態。

アルペジオ(指を一本ずつ弾くやつ)も同じです。

スカスカだと何が起きるか

音の粒がないと演奏がスカスカになる

音の粒がないと、何が起きるかというと——まず演奏が「薄く」聞こえます。

本人は一生懸命弾いているのに、なんか頼りない。ペラペラした印象になってしまう。

さらに困るのが、テンポが走りやすくなること。

粒がないと音と音の「間」が感じられないので、無意識にどんどん前に進んでしまうんです。

で、弾いている本人は「ちゃんとリズムに乗ってる」と思っているのに、聞いている人には「早い」と感じられる——というすれ違いが起きます。

これ、あるあるです。本当にあるある(笑)。

「タカタカ」を育てる練習

タカタカを育てる練習方法

じゃあどうするか、というと、まずはゆっくり弾くことです。

「えっ、そんなこと?」と思うかもしれませんが、ゆっくり弾いたときに一粒ずつ音が鳴らせているかどうか、これを確認するだけでかなり変わります。

チュルチュルッとなっているなら、それはまだ粒が育っていないサイン。

タカタカタカタカって一粒ずつ意識しながら、最初は本当にゆっくりでいい。

早く弾くのはそのあとです。

焦って早く弾こうとするのが、音の粒がスカスカになる一番の原因なので。

髪の毛も音の粒も、大切にしたい(自虐)

レッスンで笑う池川先生と生徒

ぼくはよく生徒さんに「音と音の間の隙間がないと、スカスカな感じがする。髪の毛が少ないみたいな」と言ってしまいます。

言うたびに「あ、これ自分のことも言ってるな」と気づきます(笑)。

まあそれはともかく、音の粒って、練習すれば絶対に育ちます。

1年後、2年後に「あ、タカタカが聞こえてきた」と感じる瞬間があって、それが本当に嬉しいんですよね。

ゆっくりでいいから、一粒ずつ丁寧に。それだけです。

体験レッスンでは、そういう細かいところも一緒に確認しています。

「なんか音がペラペラな気がする」という方、ぜひ一度来てみてください。

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