こんにちは、
VIVAフラ池川寿一です。
「ギターでどうやって収入を得るの?」
「需要はあるの?」
「自分の実力でできるの?」
などのご質問をいただきましたのでお答えします。
この記事の目次
Q.フラメンコギターでどうやって収入を得るの?
A.フラメンコギタリストには大きく分けて、
1.スタジオ伴奏
2.ライブ伴奏
3.教える
の3つの収入の柱があります。
1と2はフラメンコ舞踊の伴奏です。
1と2は踊りの伴奏です。
全国各地にはフラメンコダンス教室があるのですが、伴奏できるギタリストかは慢性的に不足しているのが現状です。
そのため伴奏ができるようになると、「即戦力」として各地のフラメンコダンス教室やフラメンコダンサーの助けとなり、しいては仕事になるのです。
ぼくはこのことを学生時代に知ってプロギタリストを目指すことを決意しました。
3の「教える」について。
「練習生の自分が教えていいはずがない!」と思われるかも知れません。
しかしよく考えてみてください。
「超絶テクニックを持っているけど、教えるのが苦手な人」
「テクニックは普通だけど、人当たりがよくて、教えるのが上手な人」
など、いろいろいます。
生徒さんにとっては、
・知りたいことを優しく教えてくれる
・家の近くで学べる
・心地良い時間を一緒に過ごせる
…といったことの方が
大切だったりします。
だから、「教える」という選択肢も十分可能なんです。
Q.需要はあるの?
A.ぼくがメルマガでお伝えしている通り、今も昔も変わらない現実があります。
それは、
「フラメンコを踊る練習生は多いんだけど、それを伴奏できるギタリストが少ない」
ということです。
普段のレッスンはもちろん、ライブでさえCDで踊るところも多いんです。
そこへ、あなたがギター1本持って「踊りの伴奏をしましょうか?」とお誘いをしたら、喜んでくれる踊り手は多いんです。
需要はとてもあります。
Q.自分の実力でできるの?
A.もちろん技術はあるに越したことがないのですが、それが全てではないのは前述通りです。
さらに、よく思われがちなのが「パコ・デ・ルシアやビセンテ・アミーゴ(どちらも有名なフラメンコギタリスト)ぐらいギターが弾けないと人前に出ちゃいけない」という心のブロックです。
まったくそんなことはなく、
踊り伴奏の場合は、そんなに超絶テクニックを弾かれてしまっては逆に踊りづらいこともあります。
基本は難しいことをセずに、しっかりとコンパス(リズム)を弾いてあげる。
それだけです。
楽譜通りに弾くのではなく、自分が持っているリズム・パターンをその場で弾く、というのが、
他のジャンルと違った難しさがあるのですが、逆を言えば、楽譜通りに弾かなくてもいい自由な部分でもあります。
「楽譜が読めない」「楽譜通りに弾くのが苦手」
という方にはぴったりな音楽だと思います。
Q.歳を重ねてるんだけど、今からできるの?
A.確かに10代、20代の頃より
物覚えが悪くなったり、技術的にもなかなか
成長が見込めないんじゃないか?と不安になる
気持ちはよくわかります。
しかし、
40代は30代のことを羨ましく思うし、
30代は20代のことを羨ましく思うし、
20代は10代のことを羨ましく思うし、
きっと年齢については一生かかっても
「仕方ない」ことだと思うんです。
ぼくが思うに、歳を重ねたからこそ出る「人柄」や「物腰」、さらには「社会的な常識」みたいなものは若くしてなかなか得られません。
ぼくは10代20代のプロを目指す子たちにはこの部分のことを意識するように話をしているのですが、それが伝わっているのかよくわかりません(笑)
「遅刻しない」「挨拶はしっかりする」などはアタリマエのことですが、、
「技術」はもちろん、「人柄」も大切。
いくらテクニックがあっても無愛想な人には仕事を頼みづらいですしね。
なので、必要以上に年齢のことを気にするよりは、「今、この瞬間」「自分がやりたいと思ったこと」に「挑戦する」ことに意識を置くほうがいいかと思います。
人生は一度しかありません。
行動できる場をご用意しています。
ビビッと来たら、ぜひ気軽に相談しに来てくださいね。
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それでは、これからもギターを楽しんでいきましょう!