フラメンコギタリストのぼくがウクレレを弾く理由

 

こんにちは、池川です。

今回は「フラメンコギタリストのぼくがウクレレを弾く理由」についてお話します。

 

ぼくはラテン歌手である父親の影響で6歳からフラメンコギターを弾いてきました。

自分にとってフラメンコ音楽は身近なものだけど、まだまだどんな音楽なのかよく知られていない…。

「自分が大好きなフラメンコ音楽をもっと多くの人に知ってほしい!」と思って、教材を作ったり、各地でレッスンが届けられるようにギター講師を育てたり、レッスンセミナー活動をしてきました。

 

ところがある日、ふとした疑問が浮かびました。

 

この記事の目次

そもそもギター自体が敷居が高いんじゃない!?

 

自分にとってギターは当たり前の存在ですが、ギターそのものが実は敷居が高いのでは?と思うようになりました。
過去にギター生徒たちとの会話の中でも、

・練習場所に困る(音がうるさい)

・入門用でもちょっと高い(5万円〜)

・置き場所に困る

という声をたびたび聞いていました。


ギター以上に騒がしい男。

 

「まあ、仕方ないですよー」と生徒さんには伝えていましたが、ある日のこと、ギター講師とふとした会話の中で「ウクレレ」という言葉が出てきたんです。

ウクレレ!?

 

どうしてこのタイミングなの?

 

どうしてぼくがこのタイミングでウクレレにビビッと来たのか?

昨年秋に3冊目の著書である「フラメンコ・ギターの教科書2」を出版し、これを機に、ぼくが出したいと思っていたフラメンコ・ギターの教則本シリーズが完結しました。

1月はネットで学べるオンライン講座の開講、2月は踊り、歌、パルマ(手拍子)クラスの開講と取り組んできましたが、「もっともっと何か新しいことに挑戦できないか!?」と思っていた矢先に、話を聞いてビビッと来たのがウクレレだったんです。

 

ウクレレ×フラメンコ!?

 

ウクレレはサイズも小さく、値段も手頃。押さえ方もギターに比べて易しい

一方ギターは大きくて、値段も初心者レベルでも5万円〜。手の小さい女性には少しだけハードルも高い。

さらにフラメンコ音楽そのものも「難しそう」「怖そう」「暗そう」という三重苦を背負い、「敷居が高そうと思われる習い事ランキング」では常に上位をキープしている状態です。

(注)若干の被害妄想が入っています。

敷居が低いウクレレで敷居が高い(と思われがちな)フラメンコを弾くことで新たな裾野が広がるんじゃないか?

そんな小さな好奇心から生まれたのが「ウクレレフラメンコ」シリーズです。

 

 

フラメンコギターやめるの!?

 

ここまで読んで「えっ?池川さんってフラメンコギターをやめるんですか?」と思う方もいるかも知れません。

いえいえ、その逆です。

「ウクレレを弾くからギターを弾かない」という二者択一ではなく、一つの曲をウクレレでもギターでも弾くことで、フラメンコ音楽の魅力を届けるツールが増え、表現の幅が広がったイメージですね。

フラメンコが好きで好きで、大好きだからこそ、この魅力を多くの人に伝えたい。

今までの枠にとらわれることなく、自由な発想で、いろいろなことに挑戦していきます。


こっちの挑戦は頑張らなくていい。

 

 

今後の方向性

フラメンコギターって右手の動きが面白いんです。

ラスゲアードと呼ばれるかき鳴らし奏法や、ゴルペと呼ばれる打撃奏法など、弦を激しくかき鳴らしたり叩いたりしてリズムを作ります。

でも仕組みがわかると意外にカンタンにできちゃうんです。

スパニッシュ奏法を使った右手の動きを解説しつつ、さらにそれを有名曲で弾いてみようかと思っています。

コンセプトはズバリスパニッシュ奏法という新しい表現を身につけてカッコよく弾いちゃおう!」。

それを見た人が「やべー!カッコいい!」「え!?フラメンコっていうの?なにそれ?」って思ってくれて、フラメンコへの入り口になれば嬉しいなぁ(*^^*)

 

これからもフラメンコの魅力を伝えていくよ!

 

長くなりましたが、何がいいたいかと言うと、ぼくをはじめVIVAフラメンコスクールでは、

「ウクレレもやるしギターもやるし、歌も歌うし、踊りも踊るし、パルマ(手拍子)も全部やるよ!」

「あの手この手でフラメンコの魅力を伝えていくから、みんな楽しみにしていてね!」

ということでした(*^^*)

 

 

ではまたー!

 

 


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