こんにちは!
フラメンコギター池川です。
「何から練習すればいいですか?」
体験レッスンでも、メールでも、いちばん多くいただく質問です。
ぼくの答えは10年間、変わっていません。
最初の1曲は、セビジャーナス。
これ一択です。
「有名なアルハンブラとかじゃなくて?」「ルンバじゃなくて?」と聞かれるんですが、理由を聞くとみなさん納得してくれます。
今日はその3つの理由をお話しします。
この記事の目次
理由1: 日本の現場で、いちばん踊られている曲だから

セビジャーナスは、スペインの春祭りで老若男女が踊る、いわば「国民的ダンスナンバー」です。
そして日本のフラメンコ教室でも、踊りの生徒さんが最初に習うのがこのセビジャーナス。
つまり、どこのフラメンコの集まりに行っても、セビジャーナスを踊れる人が必ずいるんです。
ここ、すごく大事なポイントです。
ギターを弾く目的が「いつか誰かと合わせたい」なら、いちばん踊られている曲から覚えるのが最短ルート。
需要のあるところから覚える。就職活動と同じです(笑)
理由2: 構造がシンプルで、達成感が早いから

セビジャーナスは、1番から4番まであって、それぞれ1分ちょっと。
しかも「同じ型のくり返し」でできています。
1番の型が弾ければ、2番も3番も、骨組みはほぼ同じ。
だから「1つ覚えたら4曲弾けるようになった」みたいなお得感があるんです。
これが例えばブレリアという曲種だと、12拍のリズムに自由なアレンジが入り乱れて、初心者には迷路です。
最初の1曲に必要なのは、かっこよさより「弾き切れた!」という達成感。
セビジャーナスはその達成感が、いちばん早く手に入る曲なんです。
理由3: 弾ければ、練習会デビューできるから

VIVAフラでは全国で練習会(弾き合い・踊り合いの会)をやっていますが、参加条件は実質これだけです。
「セビジャーナスが弾ければOK」。
逆に言うと、セビジャーナス1曲で、踊り手さんの前で伴奏する「現場デビュー」ができてしまうんです。
ぼくの生徒さんにも、習い始めて半年でセビジャーナスを覚えて、練習会で初伴奏をした方が何人もいます。
踊り手さんの足音と自分のギターが噛み合った瞬間の気持ちよさは、家での練習100回分の価値があります。
そしてその体験が、次の曲へのモチベーションになる。
この好循環の入り口が、セビジャーナスなんです。
まとめ——迷ったらセビジャーナス、で間違いありません
いちばん踊られているから、合わせる相手に困らない。
構造がシンプルだから、達成感が早い。
そして1曲弾ければ、練習会デビューできる。
「何から始めればいいか」で迷っている時間がもったいないので、答えを置いておきますね。
セビジャーナスです。
体験レッスンでは、最初の「ジャン、ジャジャジャン」を実際に鳴らすところまでやりますよ。
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