こんにちは。池川です。
昨日は毎月恒例の月島スペインクラブさんでの演奏でした。
素晴らしいメンバーに感謝。
共演した阿久津ゆうなちゃんは小学6年生の時にギター生徒になり、今は20歳。
すでに4年スペインに留学済みで、この春からまたスペインに行っちゃうすごい子です。
「女性フラメンコギタリスト」は日本では数少ないので、これからが楽しみです。
だんだん大きくなってくるゆうなちゃんと、だんだん見た目が面白くなってくる男。
さて。
いつの日からか「日本でフラメンコの学校を作りたい」と思うようになり、実現に向けて少しずつ動いています。
「フラメンコ」って、言葉自体の敷居の高さもあれば、見た目からも「なんだか難しそう…」と思われたり、スカートや靴などの道具が必要で「高いんじゃない?」「めんどくさそう…」といったイメージが少なからずあるんじゃないかと思っています。
愛好家を増やすためにも、今ある常識を一度壊して「教える内容」や「教え方」そのものをバージョンアップさせていく必要があるなぁと以前から考えていました。
こうしたらフラメンコって習いやすいんじゃないの?
そこで、習い事を始めるであろう方のネックになっている部分をいかに取り除くかについて考えた所、いくつかのポイントに行き着きました。
・初期投資をなるべくかけない
靴をはかない、スカートを履かないでできるレッスンなど。
・未経験者が「私でもできそう」と思える選曲
「最初の1曲はセビジャーナスじゃない」「1曲通してじゃなくてステップだけ」など。
・月謝制ではなく、完結コース
全◯回でゴールを決めて1曲完成させる。ぼくが以前お世話になった丸の内朝大学みたいな感じ。
・ネット動画の活用
「忙しい」「時間がない」ニーズに応える。反転学習の活用。
・「フラメンコ=コミュニケーション」ありきの教え方
始めから踊り、歌、ギターそれぞれと合わせることを前提にしたレッスン(伝える、伝わるための表現)。
ぼくが今力を入れているオンラインアカデミーもまさにそんなコンセプトで作っているのですが、それのリアル版ですね。
ギターだけではなく…。
VIVAフラメンコギタースクールでは、なるべく未経験者にも取り組みやすい&いろいろな場所で習えるように様々なアイディア(プレゼントギターだったり、レンタルスペースの活用だったり、講師育成だったり)を形にしていますが、それを踊りや歌のレッスンにも応用したいと思うようになりました。
踊りと歌のレッスン!?
ギター生徒には「踊りの仕組みや歌の意味を知ると、フラメンコがもっと面白くなるよー!」と伝えていますし、フラメンコダンスや歌の練習生には「ギターのリズムの仕組みを知ると、フラメンコがもっと面白くなるよー!」と伝えています。
多角的な視点でフラメンコが楽しんでもらえたらという、ぼくなりのフラメンコ上達の新提案です。
フラメンコの裾野が広げるきっかけになれば嬉しいです。
ではまたー!